トロトロワカメ





























天然わかめ

天然ワカメの解禁は例年通り5月1日でした。
今年は初日の1日〜4日までなぎとお天気に恵まれ
品質のよいワカメが採れました。
ここ数年は波が強い日の解禁となり海の中で
船酔い状態になったことも・・。
波が荒く潮の流れも速い磯の岩にへばりついて育つ
天然のワカメ、味も香りも良いと評判です。



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健康とわかめについて

ご存知のように、わかめにはぬめりがあります。調理をする際には、厄介に感じることもありますが、このぬるぬるこそ、血圧を下げ、身体の中の悪玉コレステロールを減らし、
胃潰瘍の原因と言われているピロリ菌が胃壁に付かないよう邪魔をし、なんとガン細胞まで消滅させてしまう働きを持つ、粘質多糖類と呼ばれるものなのです。

■アルギン酸がナトリウムとコレステロールを体外に排出します

 正確には、粘質多糖類の成分であるアルギン酸、そしてフコイダンがその主役です。まず、アルギン酸はナトリウムおよびコレステロールを吸着しやすいという性質を持っています。
しかも、胃酸などでは消化しきれない物質です。このため、アルギン酸は体内でナトリウムやコレステロールと結合し、それらと一緒に尿や汗、便となって体外へ出て行ってしまうといいます。ただ、一度にたくさんのわかめを食べても効果は半減します。やはり、少しずつでも構わないので、食事のたびに摂取することが重要です。

■フコイダンが胃潰瘍の原因、ピロリ菌をブロックします

 つぎにフコイダンですが、とりわけ、めかぶの部分に多く含有している成分と言われています。このフコイダンが、どのように胃潰瘍を防ぎ、またできてしまった胃潰瘍を修復するのでしょうか。はじめに胃潰瘍の原因は、1983年にオーストラリアの2人の病理学者が発見、分離に成功したというピロリ菌にあると言われています。ピロリ菌は、胃壁内部にある糖鎖めがけて突進するらしく、胃の粘膜が荒れて糖鎖が顔を出していたりすると格好の餌食になるといいます。この時、ピロリ菌が胃壁に付着するのをブロックするのがフコイダンという物質なのです。あまり嬉しくないデータですが、40歳以上の人間のおよそ80%の人が、胃の中にピロリ菌を保有しているそうです。しかも、一度胃の中に入り込むと強力な除菌をしない限り、いつまでも住み着いているということです。

■わかめはガン予防にも効く!?

 最後は、フコイダンの抗ガン性についてです。これは、あるメーカーの実験結果ですが、人工的につくったガン細胞がフコイダンによってほとんど消滅してしまったそうです。厳密には、ガン細胞だけがアポトーシス、つまり自滅したそうです。まだまだ、未知の部分もありますが、ガンの死亡率が高い日本においては、大いに喜ぶべき結果ではないでしょうか。このようにわかめが持つ成分には、身体に良い様々な作用があるということを覚えておいてください。