日本海域文化研究所

研究所概要

当研究所は、秋田県における日本海域文化の情報の発信基地にしたいとの趣旨から、男鹿真山神社により平成2年10月に設立されました。
平成8年からは、県外の人々に「なまはげ行事」の本来の意義を理解していただき、また地域の人にはそのしきたりと行事の大切さを認識していただくことを目的に真山伝承館で「なまはげ習俗学習講座」を開講しています。

これまでの研究活動および実績

<研究活動>

  • 男鹿半島における各種民俗資料の収集と保存。

    なまはげ面・丸木舟・民俗資料・考古資料等 ― 約3000点

  • 男鹿半島沿岸への漂流漂着物の収集と調査研究。

    漂流漂着物資料 ― 約250点

 

<実績>

平成4年

6月

 「男鹿半島小史展となまはげ仮面展」

平成4年

11月

 「男鹿半島漂流漂着物展」 講演 ― 男鹿半島と日本海文化

平成5年

11月

 「手ぬぐい展示会」 学習講座 ― 秋田の野良着から

平成6年

4月

 「復元丸木舟進水式」 丸木舟製作ビデオ放映 記念講話 ― 日本と男鹿の丸木舟

平成9年

7月

 「日本海と男鹿 = 男鹿のなかの日本海文化展」

出版物

男鹿半島史1 男鹿の旅・道・宿 ―鹿の細道  磯村 朝次郎 編著 2,500円(税別)

 

 

いにしえより奇岩幽谷の地として知られながら、険路ゆえ遂に「歌枕」となれなかった男鹿半島。近世以来多くの文人墨客の憧れの地であった幻の景勝地・男鹿を、残された紀行文・道の変遷・温泉地の興隆など、多面的に捉えて浮き彫りにする「男鹿半島史」首巻。

 

 

 
 

男鹿半島史別巻 ナマハゲ ― その面と習俗 ― 2,700円(税別)

 

国指定重要無形民俗文化財のナマハゲ行事。秋田県を代表する奇習として、その知名度は全国的なものである。今も人々の暮らしの中に生き続けているナマハゲの、多様な姿の全貌を初めて集大成したカラー写真集。

男鹿市、若美町、天王町で実施した調査記録をもとに、計88地区のナマハゲ習俗を、面や状況のカラー写真とともに紹介。
木彫り、樹皮、紙、笊、トタン、ベニヤ、紙粘土など様々な素材で作られたナマハゲ面を、江戸時代の古面から現在使用されているものまで紹介した画期的な写真集。

 

 

  • 男鹿半島史V『北浦誌』出版のお知らせ


                日本海域文化研究所(真山神社内)より『北浦誌』を刊行しました。

                男鹿半島北部「北浦」地域に関する膨大な記録資料を編集したもので、

                「北浦」を知るための貴重な資料となり得ます。

                    『北浦誌』A5版 500ページ 2,400円(税別)

                    本書についてご購入希望の方は、真山神社までお問い合わせください。

                    (お問い合わせ先:0185-33-3033)
 
 
※ 各出版物は真山神社・真山伝承館で発売しております。


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